おばとら’s blog

50代からも日々を楽しく過ごすためのブログ

シニアのスポーツに、テニスがとてもおすすめな訳

テニスは生涯の最強の趣味になれる!

 50代に入った私の世代は、かつて学生だった頃、テニスが全盛期だった方も多いのではないでしょうか。若い頃一度はラケットを手にしながらも、気が付けば忙しい毎日に忙殺され、遠のいてしまわれた方が多いかと思います。

 そこで、もう一度ラケットを手にして、今後はゆったりと、無理をせず、楽しんでいくことを提案していきたいと思います。

 

1、スクールの敷居が比較的低い

 何十年ぶりかでラケットを握られる方は、まずは身体慣らしにスクールなどに入会するのがよさそうですね。10代、20代、とは筋肉も関節も変わり衰えているものです。昔のカンを思い出すためにも、慣らすことから始めてみるのがいいと思います。初心者の方も、正しいフォームこそが、身体を傷めない第一歩なので、近所の通いやすいスクールに入って、基礎をしっかり教わって下さい。スクールは細かくレベル分けされていますし、経験者で段々と昔のカンを思い出してきたら、クラスをステップアップしてくれることがほとんどです。ラケットは最初貸し出しがあるところが多いので、慌てて買わずに、まずはレンタルで始めるのがおすすめです。スクールによっては天候に左右されないインドアや、託児所があるところもあります。シューズはそのサーフェスにあったものを。(初めての入会だとシューズが進呈されることも多いです)

 

2 、コートが比較的近所にある

 日本は、公営コートがとても多く、手軽にコートを借りることができます。スクールに入ると同じクラスや、毎回顔を合わすことで、楽しいコミュニティも生まれます。ご近所だったら、スクール以外に練習をしたり、お休みの日を合わせて約束をすることも増えてくると思います。コートをとったり、人数を揃えてくれたり、連絡を回してくれたりとお世話をしてくれる方が近くにいるといいですよね。親しくなって、積極的に参加していきましょう。公営の情報や、SNSでも集いの募集は多々あります。レベルをちゃんと告知して参加しましょう。自分でコートをとってお仲間を集めるのも、きっと楽しいですよ。

 

3、最初はシューズとラケットのみ

 最初のうちは、道具はあまり揃えない方がいいかもしれません。特にラケットはご自分のプレースタイルや、年齢にもよりますので、まずは昔のものでも、子供のものでも、あるいは経験者の方は数本持っておられる方が多いですので、お借りするもの手です。シューズはサーフェスにあったものを用意するといいですね。オールコート用はどのコートにも比較的万能でおすすめです。

 

3 、ルールが簡単

 一度プロの試合を見るのもいいと思います。ポイントの数え方、基本的なマナーやルールは1試合観戦すればだいたい分かります。中継はシングルスが多いですが、学生の部活動とは異なり、成人するとダブルスが多くなります。(もちろんシングルス愛好者もいます)ダブルスの方が、より戦術が複雑になるので、一発のショットで仕留めるというよりは、頭を使った作戦がいるので、それはそれで面白いですよ。

 

4、老若男女混ざることが可能で愛好者が多い

 基本的には、男性同士のシングルスとダブルス、女性同士のシングルスとダブルス、そして一人ずつの混合ダブルスというのが正式種目ですが、公式な試合ではない限り、練習時は混ざることが多くなります。"男性は女性のボディめがけて打たない"、"サーブを本気の強打で打たないなど"、紳士淑女のスポーツですので、暗黙の了解は常識の範囲で存在はしますが、あまり気にしないでいいと思います。(女性同士の対戦でも足元以外のボディ狙いは、怪我にもつながりますしご法度ですよ)特に女性は、普段男性のボールを受けていた方が反応がいいですし、パワー負けしなくなるという利点があるような気がします。愛好者が比較的多いテニスは、輪が広がり、知り合いが増え、生活の刺激になると思います。

 

5、レベル別、年齢別でできる

 テニススクールはもちろんそうですが、レベルは細かく分かれてやりますし、その方が安心です。まだサーブがコートにまともに入らない人や、ストロークが全く返せない人と、長年の経験者がゲームをしても、どちらも楽しくはありませんよね。でも、それはほんのしばらくの間であって、じき初心者であっても、あっという間に対等に打ち合えることになると思います。経験者は、安定はしている分、グングン上達するわけではないので、すぐに共にプレーできるようになりますよ。

f:id:obatora:20200705161717j:plain

 

 こんな感じで、テニスは簡単に始められる(再開できる)スポーツの代表だと思っています。年代によって、プレースタイルを変え、パワーボールだけに頼ることなく、相手の弱みをつく、自分の長所をいかすなど、条件や環境に応じた、理詰めのプレーに移行していくのも大切かと思います。ダブルスならば守るのはコートの半分、コート中を走りまくることもなく、体力は温存できます。シングルスよりもダブルスはずっと、ボレーやスマッシュを打つことが多くなります。その分展開も早く、ゲームの進行は早まり、これも中高年には良きことと思うので、ぜひ!!(#^.^#)/